姦獣!

狙われた美姉妹

著者: 鳴海英介

本販売日:1996/01/23

電子版配信日:2010/05/07

本定価:535円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-0670-4

清純で気品あふれる美貌、均整のとれた肢体──。

24歳の麻理絵に映える純白のウェディングドレス。

なのに結婚式当日、ドレス姿のまま拉致されて

淫狼の巣窟に監禁され、レイプされようとは……。

さらに姦獣たちは姉の瑛子まで誘拐し、緊縛、肛虐、

輪姦……と、牝特訓の恥辱宴は果てしなくつづく!

登場人物

まりえ(24歳)妹

えいこ(27歳)姉

本編の一部を立読み

「無理しなくてもいいぞ。亭主が出張中なのは、わかっているんだ、フフフ」

生まれてこの方、誰にも見せたことのない器官だった。愛する夫にすら知られたくない秘密の場所だ。剥きだしにされた肉穴をネチネチと指で弄ばれ、全身が総毛立ちそうになる。反応すまいとすれば、身体じゅうに冷汗が噴きだす。

ああ、いや……こんな変態じみたことに、感じるはずがないわ……。

瑛子は、自分の意志とは相反する妙な感覚に、唇を噛みしめた。刺激されるにつれ、電流が走るような感じが湧きあがる。

「ほれ、指でほじってやるぞ」

太い指が容赦なく、慎ましやかなすぼまりに、めりこんでくる。クチャクチャと下品な音をさせて括約筋を弄び、しつこく出入りを繰りかえす。

「ひいーッ……やッ、いやです!」

その一点に神経が集中し、全身がカッと熱くなった。排泄物が通過するのよりも、格段に鋭い刺激だ。重なりあった薄い肉襞を懲らしめるように、指の節がアヌスの入口をかき乱してくる。

荒い息がつづけざまに、唇から出ていった。瑛子はなんとか東口の指から逃れようと、尻をくねらせた。

「あ、あう、ダメです……」

「もっと奥まで、掘らせろッ。逆らうと、妹のケツの穴にも、ぶちこませてやるぞ、ヒヒッ」

思わず顔をあげれば、哀れなほど憔悴した麻理絵が見えた。西野によって、淫肉にくいこんだ縄を前後に引っぱられている。ヘアを通った縄は、淫肉の割れめに深々と填まりこんでいる。

「ああ……マリちゃん」

麻理絵は苦しそうな顔を振って、喘ぎを押しころしていた。女の一番敏感な部分に縄責めを受け、あえかな息を途切れとぎれに吐く。

瑛子にとっては、見ていられない光景だった。嫁入り前の妹が、この変態たちにどんな辱しめを受けたかと思うと、情けなさ、無念さがこみあげる。

「もっと、股をおっぴろげろ。俺のチンポをくわえたことを、姉さんに報告するんだ、フフフ」

西野は麻理絵の背後にまわり、行儀よく並んだ両膝を強引に開いていく。

「ああッ、許してェ……やめてください」

麻理絵が半泣きになった。縄のくいこんだ媚肉が露わに剥きだされ、赤みを帯びた色艶までが晒される。

「荒縄責めの妹に、菊門嬲りの姉か。ククッ、いい地獄絵が描けそうだな」

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