本販売日:1995/01/23
電子版配信日:2010/06/25
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0598-1
宴会場の特設舞台は、女に生まれてきたことを
後悔するほどの恥辱地獄だった。一糸まとわぬ全裸に
剥きあげられ、大勢の男たちの視線をあびつつ、
熟れた27歳の女体をくねらせる若妻奈穂美。
乳首と肉芽、敏感な三つの突起につけられた鈴が、
人妻の屈辱を物語るように妖しく淫らに鳴り響く!
なおみ(27歳)人妻
さやか(19歳)その他
本編の一部を立読み
「許して……うッ、ううッ」
ついに、媚肉全体に痙攣が訪れた。肛門の入口でボールを転がされるような感覚が、どんどん膨らんでいく。
「あうッ……ああ、奈穂美、イキますッ!」
のけぞった瞬間、手首を繋いだ鎖が突っぱった。脚の間では、二つの穴が同時にこけしを食い締めていた。
バイブのスイッチが切られるやいなや、奈穂美は肩で荒く息をした。
次第に、ものの輪郭がはっきり見えるようになる。ガラスの天窓を埋めつくした男たちの表情までが、うかがえた。こちらを指差して、口々に何か言いあい、好色な笑いをみなぎらせている。
なんてことなの……あ、あなたァ……。
いくら夫のためとはいえ、あまりにひどい仕打ちだった。奈穂美は身も心もボロボロになりながら、なんとか夫との連帯感を取りもどそうとした。
だが、その試みが実らないうちに、野獣化した小野田が二本のこけしを抜いて、のしかかってきた。先端まで張りつめた巨根が、あわただしく収縮する秘口を貫きとおす。
「ひ、ひーッ!」
「いよいよ俺を悦ばせる番だぞ、フフッ」
根元まで深々と埋めこんでから、ガラス窓の連中に合図し、天井を閉める。再び密室と化した部屋のなか、赤黒い肉棒が牝肉を幾度となく突きたてた。
奈穂美は思うように動かせない手足を振りもがき、小野田の容赦ない侵入に耐えた。悲鳴に似た喘ぎ声が、空気を震わせる。
「こけしよりいいだろ、奈穂美」
「ひッ、ひッ……こんなのってェ」
しつこく責められ、肉襞は痺れきっている。強い拒否にもかかわらず、甘美感がますます深まった。
嬲られれば嬲られるほど、ささいな刺激にも反応してしまう。そんな我が身を呪いながらも、奈穂美はどうしようもない。
「また、イクのか、ククッ」
小野田の手が、乳首を交互にひねりあげる。
「イヤ、ダメですッ」
激しく拒否しつつも、奈穂美の腰はペニスの刺激を求め、大きく振られた。
「おいおい、俺のを食いちぎるつもりか」
小野田は上体を起こし、V字型に吊られた両脚を左右の手でつかむ。そのまま腰をぶつけるようにして、ピストン運動を速めた。
「あああ……もう、やめてェ」
媚肉の繋ぎめをのぞきこまれる。羞恥と官能の狭間で、膣の最深部がジンジン鳴りひびいた。
膣内でペニスはさらに巨大化し、クリトリスが強く擦りあげられている。
「クッ、あああーッ!」
再度のけぞるまでに、時間はかからなかった。全身が痙攣したようになり、奈穂美は何もかも、わからなくなった。