義母を調教中

著者: 村瀬達也

本販売日:2012/04/23

電子版配信日:2012/12/07

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1855-4

シチュエーション

(やめて、智樹くん。もし誰かに見られたら……)
満員電車の中、ぬかるみ始めた小穴をまさぐる指先。
濡れた眼差しを哀しげにたわめ、夏美は声を押し殺す。
薄布の下の性熱に耐える36歳に息子が淫靡にささやく。
「ママ、次は指じゃなくて本物を入れてあげるね」
無言の車内で、家の中で、未亡人が溺れる痴姦調教!

登場人物

なつみ(36歳)義母

かな 妹

本編の一部を立読み

「やっぱり痴漢されて感じるんだね。このままイッちゃうかもね。ふふっ」
「ああっ……そんなにしつこく触られたら……」
愛液が太腿を伝って落ちるのがわかった。自分が想像した以上に、痴漢する指は夏美を感じさせた。
(電車のなかでイクなんて……そんな醜態……絶対に見せたくない。ふあっ……)
羞恥に悶えながらも、夏美の快感は高まっていく。義理の息子に痴漢されているという状況は、理性に相反するからこそ、とても刺激的だった。
「もう許して……おかしくなっちゃう……」
「ん? どういう意味かな? 本気でイッちゃいそうなの?」
からかうように言いながら、智樹は指をヌルヌルと出し入れしてくる。ペニスで犯されるのと同じか、それ以上の快感が、夏美の股間から広がった。
「言わせないで……」
「いや、正直になれないなら、僕の指で実験するまでだよ。夏美さんが痴漢されて、イッちゃうのかどうか」
経験したことのない倒錯的な状況が、夏美をますます昂らせた。このままだと、電車のなかで大きな声をあげてしまいそうだ。
(そんなの……恥ずかしすぎる……許して……)
哀願するように振り返ったが、智樹は薄笑いを浮かべただけだ。冷たい視線で、痴漢に対する夏美の反応を観察している。
(本当に……感じてるッ……智樹くんに痴漢されて……どうしたらいいの……)
智樹は本気で夏美をイカせようとしているのかもしれない。指の動きは速まるばかりだ。公衆の面前で醜態を晒す自分を想像すると、ますます動悸が激しくなる。
「すごいよ。昨日よりもいやらしく見えるよ。夏美さんの表情」
「限界なの……もう駄目……お願いだから……」
夏美はいやいやと首を横に振る。このままだと義理の息子の前で、いやらしい鳴き声をあげてしまうだろう。淫らに達する表情を見られるかもしれない。それは赤の他人に痴態を晒すことよりも、さらにつらいことだった。
(でも、抑えられない……こんな感情初めて……)
倒錯した痴漢行為に嫌悪を抱きながらも、胸は高鳴るばかりだ。許されない相手による、信じがたい行為が、経験したことのない性感を生みだした。
夏美の息が荒くなっていく。まわりの乗客の何人かは異変を確信して、その悩ましげな表情を、生唾を呑んで見つめていた。
智樹の空いてる手が、後ろから夏美を抱きしめた。
「指がすごく締めつけられてる。夏美さんは痴漢されて悦ぶ変態だね」
夏美は智樹の腕にしがみついた。彼の行為はとても受け入れられないが、心は昂るばかりだ。
「違うわ……そんなこと……」
必死に否定するが、息も絶え絶えでは、説得力はない。夏美の興奮が伝染したのだろうか、尻に当たっている智樹のペニスも、ますます硬く熱くなる。まるで電車のなかで犯されているような気がした。

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