三人の人妻社員

著者: 村瀬達也

本販売日:2007/11/23

電子版配信日:2009/10/30

本定価:734円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-1538-6

(またあの痴漢に出会ったらどうしよう……)
若妻は不安を覚えながら青年の姿を探してしまう。
29歳の美人司書を初めて濡れさせた魔指の記憶。
再び熟尻が狙われたとき、奈美は自ら膝を開き……
秘書、営業ウーマン、司書……働く人妻たちは、
心の奥底で痴漢の虜になる願望を隠している!

登場人物

かおり(27歳)人妻

きょうこ(31歳)人妻

なみ(29歳)人妻

本編の一部を立読み

「どう? 香織さん。痴漢される気分は」
「ああっ……だ、駄目……」
聞き逃してしまいそうな囁きがもれるが、もちろん拒否ではなく、甘えるような口調だった。香織の顔をのぞきこむが、俊二の体が透けているかのように、虚ろな目は焦点を結ばない。
(今ならなにをしても香織さんは受け入れる。忍びこんでくる指でさえ……)
抵抗されることはないと確信して、俊二はスカートのなかをゆっくりと指で探った。パンティの上から肉裂をそっとなぞってやると、指先にわずかだが湿りけを感じた。汗ではなく、粘りけのある液体だ。
(もう濡れてる……感じてるんだ。痴漢されることに……)
香織はスカートのなかに手を入れられただけで濡らしていた。そこには強制されたものではない、香織のなかの隠された願望が感じられた。
(暗示だけで濡れさせるのは不可能だ。たぶん香織さんのなかに、痴漢されることによって燃えあがってしまう資質があるんだ。あんなお淑やかな人妻なのに……)
香織の欲情は、直接的に俊二をも興奮させた。行動は大胆不敵になっていく。
尻から差し入れた俊二の手は、パンティのクロッチ、そして肉の割れ目を布越しに愛撫していた。濡れ具合は増していき、秘裂に貼りつくほど布は湿っていく。おそらくパンティの前部分には、淫らな染みができていることだろう。
「あっ……んんっ」
香織の口からは悩ましい音色がもれはじめる。
(どんどん濡れていく……軽く指で撫でているだけなのに……)
自分の指が若妻を濡らしているという事実が、俊二を興奮させる。
生まれて初めての痴漢だ。犯罪を堂々と犯している背徳感と、誰かに非難されるのではないかというスリルが、青年の胸をますます高鳴らせた。
「香織さん、ぐっしょりだね」
若妻の耳元でわざと淫らな言葉を囁きながら、俊二の指はふてぶてしい動きになっていく。すっかり濡れてしまったシルクのパンティは、肉の割れ目にめりこんでいる。今夜シャワーを浴びるとき、香織は汚れたパンティに驚くことだろう。
「いやっ……アアンッ……」
香織は恥ずかしそうに腰をよじる。頬は紅く上気してきた。暗示状態であっても、羞恥心は失っていないようだ。憧れていた若妻の顔を間近で眺めながら、股間をいじってやる。
「ふうっ……はあっ……」
少し指を肉裂にめりこませただけで、愛らしい唇から甘い吐息がもれた。指先に感じる湿りけはどんどん増していく。
(信じられないよ。僕は今、あの綺麗な奥さんのオマ×コを触ってるんだ!)
最初は恐る恐る触っていた俊二の指も、すっかり図々しくなっていた。パンティの隙間から手を差し入れ、ナマの肉裂を探りはじめた。

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