僕は小さな淫魔のしもべ ―サキュバスハーレムライフ―

著者: 葉原鉄

本販売日:2021/04/16

電子版配信日:2021/04/16

本定価:836円(税込)

電子版定価:836円(税込)

ISBN:978-4-8296-2137-0

シチュエーション

崇高な淫魔の下僕としてすべての精を捧げるがよい

淫魔ティファニーと使い魔クロエ――ドSで可愛い
ご主人様に毎日搾られる幸せ家畜生活! フェラで
騎乗位で吸われ犯される搾精に、ソロモンの悪魔モ
モまで加わって! まさかの取り合いハーレムに!
玉之けだま原作、ぷにサキュバスを美少女文庫化!

本編の一部を立読み

☆幸せ家畜生活☆
「出ッ、出るっ、もう出るッ……!」
「敗北感に満ちた情けない声……最高の調味料だな♥」
 あーん、とティファニーが口を開け、竿先をそちらにぐっと引き寄せた。その刺激が火種となる。将吾の性感神経を燃えあがり、爆発する。
 頭が純白に染まった。
 焼けるような絶頂感のまま射精する。
 びゅぶッ――と、重たくて大きな汁塊が飛んだ。
「あむッ♥」
 びゅーびゅーと空中に線を描くように飛ぶ。
 それらをティファニーはすべて口で受けとめた。子ども向けの駄菓子にぴったりの小さな口腔が白い穢れに満ちていく。甘み旨みと無縁の味わいだろうに、彼女の顔は紛れもなく歓喜に緩んでいた。
「ちゅるッ、ぢゅじゅッ……あはっ、濃厚♥ クロエも味わえ、うまいぞ♥」
「ティファニー様がそう言うなら……あーん」
 クロエも口を開いて舌を伸ばした。
 竿先の狙いがそちらに定められ、びゅるッと精が噴く。が、着弾したのは口でなく顔。右の頬から左の眉まで鼻筋を横切ってへばりついた。
「ひゃンッ♥ 顔に……♥」
「クロエはなかなか精の扱いが上達しないな。ほら、こうするんだ」
「えうッ、はぢゅッ……♥ 下等な人間の味がひます……♥」
 ティファニーが肉銃の向きを調整して、クロエの口を精液の餌食にしていく。
 否。
 餌食になっているのは精液のほうだ。
 ふたりは口内の粘液を拷問にかけるように、舌でもてあそび、歯で噛みちぎり、その様を将吾に見せつけてくる。
 ――おまえの精はすべて私たちのものだ。
 食う者と食われる者の関係。
 彼女たちは見た目どおりの少女でなく、捕食者だ。
 比喩でなく正真正銘、人ならぬものである。
 ティファニーの頭に生えている小さな蝙蝠羽も。スリムなお尻から生えている黒いハート型の尾も。クロエの頭から生えている短い角も。黒い獅子のような尾も。
(ちっちゃくて可愛らしい、淫魔……)
 人間の男から精を搾取して活力とする魔性の存在。
 彼女らにとっては精液こそが唯一無二の食料である。ソーセージエッグトーストやもげるチーズは栄養源でなく、タバコのような嗜好品にすぎない。
 なので。ティファニーに仕える将吾が精液を捧げるのは当然のことだ。

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作品イメージ

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