妻の妹・三十九歳

著者: 綾杉凛

本販売日:2003/03/10

電子版配信日:2016/07/22

本定価:576円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-6013-3

「お義兄さん、抱いて。私、この日を待っていたの」
豊麗な裸身を惜しげもなく晒して抱きつき愛撫を迫る義妹。
妻にはない艶気と愛らしくも熟れた肉の感触が、矢島を男に!
20年前に会った時から密かに感じていた邪な欲情が
玲子のほうからの哀願となって実現するとは……
こうして妻の妹との、絶対秘密の蜜会がはじまった!

登場人物

れいこ(39歳)人妻

みちこ(47歳)人妻

本編の一部を立読み

妻の妹は、全裸の肢体を惜しげもなく矢島の目に晒してくれていた。下半身に熱い昂りが満ちているのがわかる。
矢島は自分がまだ着衣のままでいることに焦りをおぼえ、ジャケットを脱ぎネクタイを緩めた。
ついに玲子と交われるのだ。こんな日が来るなど、想像したこともなかった。
初めて会った日、彼女のことを生きた人形のようだと思った。しかし今、目の前で全裸の肢体を晒してくれているのは、間違いなく血の通った美しい女だった。
玲子ほど美しい女性には、これまで会ったことがない。そんな女性と、セックスをしようとしている。しかも彼女は、妻の妹だ。背筋を震わせる背徳の感情が、矢島の性感を激しく煽っていた。
矢島はワイシャツもその下に着ていた下着も脱ぎ、立ちあがってスラックスと靴下を脱ぎ去った。残るのはトランクスだけだ。トランクスには、こんもりと肉棒のふくらみができている。
結婚してから、妻以外の女性にこんな姿を晒したことはない。気恥ずかしさのようなものもあったが、矢島はトランクスを引きおろした。
膨張した肉棒が剥きだしになる。やや黒ずんだ肉竿は鈍い輝きを放つようにして屹立している。股間から饐えた臭いが立ちのぼってきた。
会社帰りに玲子に会い、シャワーも浴びていないことを思いだす。矢島はトランクスを脱ぎ去ると、全裸で待つ玲子の腕を掴み、部屋の中央のダブルベッドに押し倒した。
中年男の股間の饐えた匂いを嗅がれたくないという思いもあったが、なにより玲子がほしかった。
「ああっ!」
矢島がのしかかると、玲子は両手を首にまわして女体を反らせた。手荒く扱われたことも、気にした様子がない。むしろ官能が昂ったように、胸の周囲のすべすべとした白い肌が朱に染まっている。
矢島は玲子の太腿の間に下半身を滑りこませ、そそり勃った欲望器官を彼女の女陰に近づけた。
玲子は太腿を横に開いて矢島を迎えてくれる。淫肉の亀裂がはっきり露わになった。
玲子の女裂は二枚の薄い襞がぴったりと重なり合った、美しく慎ましやかなものだった。微妙に曲がりくねった二枚の肉襞は薄赤い色をしていて、透明な愛液に濡れている。玲子が太腿を開くと襞も開き、なかの粘膜がのぞき見えた。珊瑚のようなピンク色の、美しい粘膜だった。
矢島は肉棒の根元を掴み、剥きだしになった亀頭を彼女の秘所に押しつける。亀頭の表皮が粘膜に触れると、体を溶かしてしまいそうな温もりがペニスの先端を包みこんだ。
「あはぁぁっ!」
玲子の女体が弓のように反る。矢島もうめき声をもらしながら、腰に力を入れた。亀頭が愛液を溢れさせる肉の窪みをとらえる。矢島は夢中になって腰を突きだした。
「はふぅぅぅっ!」
玲子の両手が矢島の腰にまわった。屹立した肉棒が、根元まで玲子の淫肉の窪みに呑みこまれる。玲子の膣肉が欲望器官に絡みつき、呼吸に合わせるように収縮する。
素晴らしい媚肉の感触だった。こんな膣肉の感触に出会うのは初めてだ。矢島は避妊を怠っていることすら忘れ、腰を突き動かしはじめた。

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