人妻乃梨子・三つの大罪

著者: 夏島彩

本販売日:2003/09/23

電子版配信日:2007/11/02

本定価:628円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1219-4

「駄目、気持ちよくなんか、ありません……でも」

成熟した人妻は、抗いの言葉さえ牡の本能を刺激する!

裸身を反らせ、乳房を震わせ、熟肉が男を締めつけてくる!

欲情に潤んだ瞳が、35歳の美薫が、男たちを呼び寄せ、

息子の家庭教師と、夫の同僚と、ついには愛息とまで……。

重ねてしまう新たな罪は、乃梨子を妖しく美しく変えていく!

登場人物

のりこ(35歳)人妻

本編の一部を立読み

ああっ、こ、声を出しちゃあ、駄目ェ……外に聞こえたら、たいへんなことになるわ……。

肉奥まで深々と男根を埋めこまれながら、乃梨子は頭の一角に緊張感を持ちつづけていた。声を押し殺しているせいで、血走った形相になっているようだ。寸分の隙間もなく膣孔を男の肉で塞がれつつ、事態を秘めることに神経を張りつめる。途切れることなく淫液が溢れる膣粘膜が、貪欲にペニスにまつわりつきだしている。うねうねと絡みつく膣壁に反応して、いっそう充実度を増した肉茎に追いつめられながらも、周囲に意識を向けつづける。

ひいっ、すごいわ!……た、たまらないっ!……

同じ屋根の下で受験勉強に励む息子をよそに、牝獣のようなポーズで男を迎え入れる母親など、許されるのだろうか?

いけないことだというのはわかっていた。自分はふしだらな、世間的には非難されるべき行ないに、夢中になっている……。それでも、いちじるしく濡れた秘孔は、いけないという思いとは裏腹に、艶かしく蠢いた。どうしても、山村のペニスに貫かれなくては、おさまりがつかない。そんなはしたない肉の衝動を、乃梨子は抑えようがなかった。

「ぐっ、うぐぐっ……ううーっ……」

子宮口に亀頭の弾力を押しつけられ、小刻みに突かれる。船底型に開いた淫裂で男の股間を受けとめ、肉奥にこみあげるむず痒いような刺激を貪った。

じきに、堪えきれずに尻が左右にくねりだした。豊かな乳房がシーツに擦れるにつれて、乳首が張りつめ、尖鋭な感覚を増していく。

「ああ、いやらしいよ! こんなにきっちり、填まっている」

憧れていた女性をバックから貫くという、夢のような行為に酔いしれて、山村が声をあげた。肉茎の周囲にぴっちり張りつめた膣口の肉襞を、指でぬめっと辿る。

「ぐぐっ、うむむっ!」

乃梨子はシーツに頬を擦りつけて、淫猥な刺激をかろうじて堪えた。多量の淫液にまみれた指が、ずれた股布と秘肉の間に入りこみ、クリトリスに触れにくる。

ペニスを最奥まで埋められながら、勃起した肉芽に指の腹をあてがわれた。微細に揺すられると、幾重にも重複した刺激に、性器が狂いそうになる。

「あうぅ、我慢できないー!……ぐっ、うぐぐーっ!」

目の色が変わったようになってしまったが最後、自制は利かなかった。必死でベッドに口を押しつけつつ、自動仕かけになったかのように尻を振りたてる。図太い男根を突き入れられるリズムに合わせて、腰をこねまわし、縦方向に振りたてた。感電したみたいに膣孔が痺れ、卑猥に屈曲させた尻肉の動きも大きくなっていく。

我慢できない……ああっ、我慢できない!……

切羽つまった瞬間、山村がペニスをダイナミックにスライドさせだした。Tバックの紐を擦るように、ひくつく膣口ぎりぎりまで撤退させておいて、一気に膣奥まで滑りこむ。

内臓まで抉られるような衝撃が、送られてきた。一段階レベルの深まった快感が、秘孔に満ちる。

「ぐうっ、むぐうっ!」

やがて、どうしようもなく尻が強ばって、秘部を掲げたまま、男に責め入られつづけた。

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