濡淫の檻

女銀行員二十三才

著者: 瀧口鐵

本販売日:1993/11/23

本定価:535円(税込)

ISBN:978-4-8296-0522-6

瑞々しい肢体に、知性と気品をたたえる

女銀行員・由美二十三歳が牝奴隷に堕ちる!

秘裂に埋め込まれた媚薬の淫らな刺激に

腰を揺すり、肉の挿入を求めてしまう屈辱……

「ああ、いや、奴隷なんていや、堪忍!」

おぞましい毒牙に蝕まれる肉地獄の幕が開く!

登場人物

ゆみ(23歳)銀行員

まり(20歳)妹

れいか その他

なおみ 人妻

本編の一部を立読み

「あ、ひいいっ! 何をなさるの!」

冷たいカプセルの感触が、由美の蜜壺へ押し込まれた。

秀樹の指が、ゆっくりと由美のなかに侵入してくる。生まれて初めての妖しい刺激に、由美は全身を震わせた。

「媚薬だ。凄い効き目のな」

「?……」

聞き慣れない言葉に、由美は思わず息を呑んだ。

「もうすぐ、ここが燃えてくる。そして、男が欲しくてたまらなくなる。ふふふっ、いつまでも我慢ができるかな?」

「ああ、怖い……由美、怖い」

秀樹の恐ろしい言葉に、由美は全身を震わせた。

しかし、媚薬は、由美の粘膜から確実に吸収されていく。そして、由美の全身をゆっくりと浸しはじめるのだった。

「ああっ?……」

妖しい昂りが、由美の秘裂に忍び寄った。

「ああ、いやっ! 助けて……由美を助けてえっ!」

秀樹はゆっくり立ち上がり、由美の上半身に覆いかぶさった。

大きく開かれた双の腿。その間に身体を沈め、タイトスカートの胸元へ手を添える。豊かな乳房の膨らみが、秀樹の指に応えて、敏感に反応した。

「ああっ!」

神経を侵しはじめた媚薬のおかげで、乳房は信じられないほど硬くしこっていた、初めての感触におびえ由美は激しく顔を揺すり立てた。

「むんっ」

ざわざわと揺れる豊かなウェーブヘアを乱暴に掴み、秀樹は由美の唇を吸い取った。賢明に拒みはするが、由美の抵抗は頼りない。舌をからみとられ、唾液を送られると、切ない鼻息を洩らして、秀樹を受け入れてしまうのだった。

「さて、綺麗な身体を見せてもらおうか」

タイトスーツのメタルボタンに、秀樹の指がかかった。

「ああ……堪忍!」

ダブルの合わせをゆっくりと開くとシルクブラウスの純白が目に染みた。

スーツの上着が肩から抜かれ、スリップとブラジャーのストラップが、ブラウスの刺繍飾りの下に浮かび上がった。

「いや、恥ずかしい!」

荒い息とともに豊かな胸に膨らみが、大きく上下していた。

腰の上までまくれ上がったタイトスカート。大きく割り開かれた、ガーターストッキングの曲線美。そして、剥き出しの秘裂。媚薬に侵されていく神経のなかで、由美は最後の理性にすがりついた。

「素直になれ。自分の身体は裏切れないんだ」

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