人妻強制子作り新法

著者: 御堂乱

本販売日:2024/02/22

電子版配信日:2024/03/01

本定価:990円(税込)

電子版定価:990円(税込)

ISBN:978-4-8296-4715-8

「いい締めつけだ。梨花さん、赤ん坊もできるよ」
熟尻を後ろから抱えられ、濡穴にめり込む剛直。
20××年、特別少子対策法――通称「托卵法」が成立。
被授精対象者の女性に義務付けられる三日間の性交。
夫や家族が黙認する中、自宅で強いられる受胎儀式。
息子の嫁が義父に、人妻が甥に種付けされる狂宴!

目次

第一話 肉嫁 夫の絶倫父親に孕まされて


 被授精対象者

 田村梨花 主婦(29歳)



第二話 献身妻 年下の悪魔甥に弄ばれて


 被授精対象者

 山口麻里 主婦(37歳)

本編の一部を立読み

(いやっ、やめないでっ)
 というせつない胸の内を口には出せず、夢中でしがみついてくる人妻の耳元にわざと自分の息子──彼女の夫──である浩の名を出して囁いてやると、
(アアアッ……)
 おのれのあさましい痴態を意識して罪の意識に駆られた梨花が狂わんばかりに身悶えする。そこで再び腰の動きを徐々に速めていき、我を忘れた彼女が昇りつめる直前にハシゴを外してしまう。息子夫婦の愛の褥であるはずのダブルベッドのスプリングをギシギシと軋ませながら、延々とそれを繰り返した。
 そうやって何回寸止めを食わされたことだろう。
「ああっ、お義父さまっ、もうっ、もうっ……」
 焦らされつづけた梨花は、またもや意地悪くピストンを止めた義父の、日に焼けた太い首にしがみつき、肉感的な美脚でカニばさみに彼の腰を締めつけながらせがんだ。
「お願い……お願いです、ああっ」
 情感に瞳をとろけさせ、濡れた唇を開いてうわごとのように懇願する美貌は、いつもの勝ち気な彼女とは別人だ。花芯をキュウキュウと収縮させて男根を締めつけながら、もどかしさに腰を揺すりたてた。恥を忘れたあさましい振舞いは、梨花自身も知らなかった牝の本性が露わになったのか。
「奥を捏ねまわして欲しいのかい?」
 甘美な誘惑を耳元で囁きかける義父に、無我夢中の梨花はガクガクと首を縦に振る。焦らされつづけて気が変になりそうだ。
「イキたいんだね? この僕と一緒に。そうなんだろ?」
「アアンッ、ハアアッ」
「だったら言うんだ。浩のより、この僕のチ×ポのほうがずっといい、と」
「クウウウーッ」
 火になった美貌を義父の胸に擦りつけて呻く梨花は、もうすっかり義父の肉棒の虜。キューン、キューンと剛直を締めつけながら、
「いいっ、ずっと、ずっといいですうっ」
 無我夢中のあまり、自分が何を言っているのか分からない。すぐそこにあって届かない歓喜の頂点に、ただただ昇りつめたい。その思いしかなかった。
「浩さん……浩さんより……お義父さまの……うううっ、お義父さまのおチ×ポのほうがずっと……うううっ、ずっといいですううっ!」
 夫を裏切る言葉を叫んでしまうと、もはや歯止めがきかなくなったのだろう。力強い抽送が始まるのを待ちきれず、梨花は人が変わったような妖しさを見せて腰をくねらせた。豊満な臀部をせりあげて腰をくねらせつつ、誘うように義父の剛直の根元を締めつける。昨日も狂おしいまでに乱れはしたが、ここまで積極的に振舞うことはしなかった。焦らされつづけた人妻の官能が氾濫して堰を切り、大洪水になったのだ。
「あううっ、あううっ」
「よしよし、素直になったね。じゃあ、ご褒美に、梨花さんの中にうんと熱くて濃いやつを注いであげよう」
 ニンマリして腰を使いはじめた義父のそんな恐ろしい言葉にも、梨花は怖気をふるうどころか、
「ああああーっ」
 あけすけな悦びの声を放つと、男の抽送に合わせて自身でも腰を使い、禁断の愛欲に溺れていく。
「あおおっ、あおおおっ」
「フフフ、これでどうだ」
 悶絶する梨花の太腿を肩に担ぐと、政宏は彼女の身体を二つ折りにしてのしかかった。結合がさらに深くなる。子宮の中まで押し入ってきそうな肉の迫力に、
「ウグググッ」
 梨花は白目をむいてのけぞった。
 子宮口を突きえぐられながら乳房を揉まれ、乳首を乱暴にひねりあげられた。そんな荒々しい責めにも、人妻の熟れきった肉体は淫らに反応してしまう。強く責められるほど肌がピンク色を増し、ヌラヌラと汗にヌメ光った。
「アオオッ、アオオオッ」
「フフフ、激しいね、梨花さん。浩のやつに見せてやりたいよ」
 顔を覗きこんでからかう義父の言葉も耳に入ってはいない。
「アヒイイイーッ」
 捏ねまわしてくる灼熱のピストンに、肉の快美はすさまじいレベルに達し、もう身体がバラバラになるかと思うほどだ。悦びの声は苦悶のそれに近く、全身の生々しい痙攣も、癲癇の発作かと見紛うばかり。子作りの行為というよりむしろ性拷問を思わせた。
(ああっ、イクっ、イクううっ)

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