処女教壇

女教師の放課後

著者: 天乃渉

本販売日:2003/12/23

電子版配信日:2007/08/01

本定価:628円(税込)

電子版定価:660円(税込)

ISBN:978-4-8296-1245-3

シチュエーション

僕しか知らない先生の素肌、僕だけが見た先生の××。

清楚な女教師が白衣を脱ぎ捨てのぞかせた肢体。

盛りあがる胸もと、括れたウエスト、魅惑のヒップ。

大人びた少年さえ狂わせるに充分な艶めかしさを、

成熟した女体の官能を封印してきたのには理由が!

若牡の肉棒が愉悦とともに秘密をあばきだしていく……。

登場人物

たまみ 女教師

さくらこ(18歳)女子学生

本編の一部を立読み

ずれた眼鏡の奥で、珠美は目を見開いた。瞼が持ちあがると溜まっていた涙が溢れ、のけぞるせいで広い額のほうへ流れていった。

力が結合部を覗いていた。彼は腰を浮かせ、ペニスを少々引き抜いてみる。

「……あっ……先生……そんな」

擦れて真っ赤に充血した女陰から、ツーッと赤い筋が垂れてきた。

それを見て力は、珠美が学校の教師だということも、自分より遙かに年上だということも忘れてしまったようだ。

「処女、だったんですか……あぁっ、僕が、初めての相手……なんだか、光栄だな」

上半身を女体に乗せ、両腕で珠美の頭を抱えこんできた。腰をゆるやかに動かしだした。珠美のことを猫やウサギ、まるで愛玩動物みたいに愛しそうに抱きしめてくる。

「先生、可愛い……。もう少しだけ、我慢して」

彼が腰を沈めるたび、膣のなかに溢れた愛液が、鮮血を交えながら溢れかえる。力は回転の動きを加えながら、珠美の膣内を掻き混ぜてきた。

「あうっ、うんっ、くっ……」

力に頭を抱えられたまま呻くと、彼の胸板が息で生ぬるくなり、声がくぐもった。かじかんだように腰から下が痺れ、挿入の感覚はわからない。でも痛みは鮮烈に感じた。特に押しこまれるときがつらかった。膣内の粘膜が引っ張られているような、子宮がせりあがって内臓が掻きまわされているような……。

「あうっ、はぁ、ふぁっ……ん、んむっ……」

珠美は、抑えようもなくもれてしまう声が、自分のものとは思えない。昔ジェットコースターに乗ったときのように、平衡感覚が失われた、あの際どい感じに襲われる。力に乗っかられたまま、一気に落下していく錯覚に襲われる。

やがて、膣のなかをむっくり膨張した棒状の異物が這うように、前後に動いている感覚が掴めてきた。収縮する膣壁を強引に押し分けている。まるで膣で排泄しているみたいだった。

力は珠美の首筋に顔を埋めると、唇や鼻先を夢中で擦りつけてきた。これが初めての体験になる彼女を思いやって、ゆっくり優しく動いてくれている様子が、なんとなく伝わってくる。しかし、それもすぐに我慢できなくなったらしい。

「せ、先生。あぁぁっ」

力はこみあげる射精感のまま、ものすごい勢いで腰を前後させてきた。

「あーっ、いたぁ、あっ、いたいっ、あっ……あぁぁっ」

愛液がしぶき、飛び散った。亀頭には分厚い膣奥の肉襞を掻き分ける手応えが伝わってくる。膣壁は、いまだにペニスの侵入を拒んで、それを押し留めるかのように亀頭や陰茎に吸着してくる。それを振り払うようにして、頼もしく硬いものを奥へ奥へとつめこんでいく。

「先生。先生……あぁ……これが、これが初めてなんですよね」

力は、学校の女教師を力で征服していることもそうだが、彼女が処女だった衝撃も、今は甘美な刺激に変わっている様子だった。彼の額やうなじから汗が噴きだし、肌を伝わって珠美の首筋を濡らしている。汗はポタポタ彼女の顔や眼鏡のレンズに滴り落ちていく。

珠美の盛りあがる乳房の間にも、汗が銀色にきらめいていた。力はそこに顔を埋めると、魅惑的な弾力をたたえた乳房に両手をあてがい、ぎゅうっと自分の顔をそれで挟みつけた。

「ああ……さ、坂板くん」

珠美は言いようのない感情に襲われ、初めて相手の名を呼んでしまった。

「ウッ! 駄目だっ」

次の瞬間、珠美の体内には熱い礫がぶちまけられていた。

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