種付け夜這い【長男の嫁、次男の嫁を】

著者: 堂条伊織

本販売日:2019/10/23

電子版配信日:2019/11/15

本定価:763円(税込)

電子版定価:770円(税込)

ISBN:978-4-8296-4403-4

「お義父さま、お願いです、やめてくださいっ」
静まりかえる闇の中、汗で濡れた肌を這う義父の指先。
老練な秘唇いじり、ねちっこい腰使いに翻弄され、
大嫌いな男の肉棹で、幾度も追いこまれる麻衣子。
(くやしい、どうして……あんっ、またイクッ)
子種を植え付けるまで、絶倫義父は寝室を訪れ続け……

●もくじ

プロローグ
第一章 真夜中、目が覚めたらベッドに義父が…
第二章 ねちっこい性戯に、成熟した女肉が反応し…
第三章 義父に肉奉仕するため、私は今夜も寝室へ
第四章 媚薬で「淫乱嫁」に変えられて
第五章 ゆるして、夫が横で寝ているのに
第六章 三人でなんて…お義父さまはケダモノよ
エピローグ

登場人物

まいこ(38歳)息子の嫁

りな(27歳)息子の嫁

本編の一部を立読み

 股間の昂りを手で撫でさすったあと、雄一郎はブラジャーを取り外し、スカートを慎重に引っ張った。
「ん、ンぅぅ」
 小さな呻き声に手の動きを止めるも、麻衣子はいまだにうっとりしたままだ。
(むっ、なんて重たい尻だ)
 ショーツを剥ぎ取るときは苦労したが、スカートもひと筋縄ではいかない。
 手に力を込めたとたん、抵抗感は消え失せ、モスグリーンの布地がするすると下りてきた。
「……おぉ」
 豊かな腰回り、むっちむちの太腿、ふっくらした恥丘の膨らみに楚々とした翳りを作る恥毛、蠱惑的なY字ラインに歓喜の雄叫びをあげたくなる。
 スカートを足先から抜き取り、麻衣子は一糸まとわぬ姿をさらけ出した。
 肌は早くも湿り気を帯び、ぬっくりした酸味の強いフェロモンが鼻腔を燻す。
(が、我慢ならん)
 雄一郎はシャツを脱ぎ捨て、スラックスをブリーフごと剥き下ろした。
 股間から突きでたペニスは、隆々とした漲りを誇っている。
 栗の実にも似た亀頭、えらのがっちりした雁首、ミミズをのたくらせたような静脈と、自分の目から見ても還暦間近とは思えぬほどの屹立を見せていた。
 一点のシミもない抜けるように白い肌を目にしているだけで、牡の肉がことさら反り返る。
 思えば、自身の性欲には十代のときから悩まされつづけてきた。
 二回三回と放出してもムラムラは収まらず、一日に八回射精したこともある。
 歳を取れば自然と鎮まるだろうと思ったものの、五十路を過ぎても性欲は衰えず、仕事にかこつけては女遊びを繰り返した。
 女房からはさんざん皮肉や嫌みを言われたものだが、最後はあきらめの心境だったのかもしれない。
 本来なら夫に向ける愛情を二人の息子に注ぎ、おかげで彼らは父親とは似ても似つかぬおとなしい男に成長してしまった。
 いや、達也と俊彦は、元から妻の遺伝子を強く受け継いでいたのだろう。
(草食男子だか何だか知らないが、くそくらえだっ!)
 去勢された牡牛など、もはや牡とは言えない。
 英雄、色を好むではないが、精力旺盛な男が歴史を動かし、豊かな国を作りあげてきたのだ。
 不誠実な夫だったとはいえ、亡き妻には女の悦びを一から教えこんだ。
 自分の女房一人満足させられないとは、あまりにも不甲斐ないではないか。
 男の尊厳を息子に見せつけるがごとく、雄一郎はまっさらな膝に手を添え、ゆっくり広げていった。
 熟した肉びらは外側に捲れあがり、秘裂から愛の泉が滾々と溢れだす。頂点の包皮も剥きあがり、可憐なつぼみがすっかり芽吹いていた。
 人妻ながら、色素沈着はそれほどない。全体が淡いピンクに彩られ、ふんわりした大陰唇と内腿の柔肌が強烈なエロチシズムを放った。
 ねちっこい指技が功を奏したのか、完熟の女肉は男根の侵入を待ちわびている。
 腰を割り入れ、いざ亀頭冠を恥割れに向けたところで、麻衣子が目をうっすら開けた。
「……ンっ」
 いまだに思考回路がショートしているのか、惚けた表情のまま、視線が虚空をさまよう。
 意識がはっきり戻る前に、既成事実を作っておきたい。雄一郎は間髪をいれず、猛々しい肉棒を突きだした。
 宝冠部がスリットを上すべりし、鈴口に強烈な快美が走る。
「むむっ」
 臀部の筋肉を引き攣らせつつ、小さな窪みに先端をあてがうと、美しい瞳に生気が甦った。
「あ、あっ!?」
 麻衣子が頭を起こした瞬間、乾坤一擲とばかりに腰を繰りだす。
 それでもとば口は肉槍の穂先を受けつけず、雄一郎は人妻とは思えぬ狭隘な膣口に目を丸くした。
(は、入らないっ)
 これまで相対してきた経験豊富な女性では、とても考えられない事態だ。
 出産経験がないせいもあるのだろうが、夫婦の営みは思っていた以上に少ないのかもしれない。
「お、お義父さま……」
 麻衣子は眉尻を下げ、顔は恐怖に歪んでいる。夫の父親と道ならぬ関係を結ぶのだから、当然のことだ。
 ここまで来たらあとには引けず、雄一郎はかまわず怒張を迫りだした。
「や、やめてください……あ」
 下腹部の筋肉が強ばり、淫裂がピタリと閉じるも、強引にこじ開けていく。

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