私を狂わせた二人の少年
本販売日:1998/10/23
電子版配信日:2010/01/15
本定価:535円(税込)
電子版定価:660円(税込)
ISBN:978-4-8296-0850-0
女教師には人に言えない恥ずかしい性癖があった。
二人の少年との間に結ばれた倒錯背徳の関係。
教え子にピアノ教室で背後から貫かれ、
街で狩った少年には女体の魔力で嗜虐の虜に……
綱渡りの危険な蜜戯に酔う音楽教師・万希子。
25歳の狂った私生活が今、暴かれる!
まきこ(25歳)女教師
本編の一部を立読み
「尚紀くんは、こういうことって初めてなの?」
「ハ、ハイ……」
「じゃあ、私が教えてあげる……ね、万希子のなかに入るのよ」
少年の下腹部にまたがったまま、万希子はさらりとブラウスを脱ぎすてた。つるんとした肩が現われ、淡いグレーのスリップ一枚となった。シルクのスリップの裾が捲れ、こんもりした陰毛で飾られたデルタ地帯が剥きだした。
堅くなっている尚紀にやさしく微笑みかけ、わずかに腰を持ちあげる。右手でそっと漲りを支えると、蕩けた淫肉を尖塔の先にあてがう。
「アアッ!」
ぷっくり張りつめた亀頭が濡れた粘膜に包まれた瞬間、尚紀は声をあげた。初めて知る感触に、顔がみるみる真っ赤になる。
堪えるように苦渋の表情を浮かべているのを感じつつ、万希子は突っぱった肉棒めがけて、じわじわと腰を沈めていった。
「ウフフ、どーお? 万希子の秘密の場所に入りたい?」
「ウワッ、だ、駄目だよっ! 僕、こんなの、我慢できない!」
ぷっくり膨れた先端部分が、秘口のなかにおさまる。尚紀はじっとしていられないらしく、大騒動となった。
「ゆっくり進むからね。我慢できなかったら、先生のなかに出しちゃっていいのよ」
「アアッ、すごい、すごいよ!」
顔を歪めて、尚紀は快感に堪えている。その様子を見て、万希子もかろうじて保っていた節制が吹きとびそうになった。
充実した亀頭が、久しぶりに秘口を押しひろげていた。漲った肉の弾力で、目が眩みそうになる。ほどよい圧力で膣口にフィットした肉塊に、理性を奪われそうだ。
「ああん、尚紀くん、いいわ……もっと奥まで填めるわね」
真新しい肉杭がそそり立っている男子生徒の股間に向けて、万希子はさらに腰を沈めていった。濡れた肉襞が、漲り張りつめた肉肌の周囲をねっとり取りかこむ。コチコチに屹立した肉棒を咥えこみ、膣壁は引きつった収縮を繰りかえす。
「ううっ、くうっ、こんなのって……」
尚紀は、敏感な部分に課せられた未知の刺激と闘っていた。肉茎の根元近くまで膣に呑みこまれると、少しばかりもたげた首をブルブルッと横に振って、意識を覚醒しようとする。初体験だけあって、膣のなかに入っているだけで、今にも爆発しそうなほど硬直している。