なんでソープに先生が！？

☆本番有りの店で出てきたのは先生☆
「テイルさん、その、手……じゃない、口でお願いできます？」
　彼女の喉が唾を飲む様が、葉梨からもわかった。
「わ、わかってる……わかってるわ。オプションで入れたものね……」
　葉梨の股間にあるものを、震える手で取る。彼女が震える理由は、フェラチオへの嫌悪だけではない。
（教師になって、やってることが教え子のおちん×ん咥えること、か……はは……）
　情けなさに自嘲すると同時、おぞましいほどの背徳感が、テイルの背筋を走った。それによって体の奥が熱くなる自分へ、彼女は意外に思うと共に自嘲を深める。
「んふ……ぅぁ……あつぃ……」
　テイルは葉梨の股間に手を添えて、固定したペニスへと口を近づける。触れてもないのに伝わってくる熱に驚きながら、口中へと含んだ。
「うっ、うあっ……！」
　一方、葉梨の方は溜まったものではない。一瞬で脳の奥が弾けるように熱くなり、
　どびゅぅっ！　どびゅびゅびゅっ！　どくっ、どくっ……。
「んんっ！？　んーっ！　んぶぅっ……はぁっ、むぐう！　あ、熱ぅっ……！？」
　生温かい感触に包まれ、そこが蠢いた瞬間、果てた。何も遮ることがなければ、数メートルは飛んでいた。それほどの勢いがある射精の直撃を口内に受け、テイルは白濁を口端から垂らしながらペニスから顔を離した。
「はぁっ、はぁっ、……！」
　それは未だに脈動を続け、さらなる弾を宙に飛ばす。
　無理もないというところであった。童貞の葉梨は、店を選ぶ時点から期待感で性感を高めていたというのに、これまでも散々に焦らされていたのだ。その果てにいきなり咥えられては、抵抗は不可能だ。
「えほっ、えほっ……うそ、めちゃくちゃ出てる……」
　備え付けのウェットティッシュで顔の精液を拭い、テイルは呆然とベッドを飛び越え床に落ちた精液を見る。
（こ、これが男子学生の射精……すごい……当たり前だけど初めてだもんね、この年齢の子とこういうこと……）
「うわ～、自分でする時だともっと持つんだけど……」
　羞恥に、葉梨が手で顔を覆う。その様子に、テイルが噴き出した。年長者としての余裕が戻ってくる。
「ふふっ……、ま、所詮子供の練習は本番とは違うのよ」
「ぐぬぬ。でもま、まだまだ行けますからね！　残り時間も一時間以上あるし！」
　ベッドの上に膝立ちして意気込む葉梨に、テイルは視線を再び下へ。
「嘘……」
　目を見開いた。そこには衰えひとつ見せずにそそり立つモノがある。
（こ、これが男子学生の性欲……！　少しは萎えなさいよ！）